エントラントにも色々なグレードがあって、2000K,HP,G2,W,V,DTなどがあるそうです。
耐水圧や透湿性能、加工方法の違いなどでグレードが変わるということだそうです。
エントラントは生地の裏にポリウレタンの多孔質樹脂をコーティングしたものです。
無数に開いた穴から汗による水蒸気を外に逃がすのですが、外から水滴は入ってこないという透湿防水加工です。
現在はエントラントVというのが一般的だそうで、耐水圧10,000、透湿10,000(※)を保証しているということでした。
フィールドラカンで使っているのはエントラントG2のType-P、耐水圧15,000~20,000、透湿6,000という性能です。
現在は防寒ウェアだけですので透湿性能よりは防水性能を重視しているのですが、今回企画しているジャケットは3シーズン対応ですので、梅雨のジメジメした時期の快適さを追求するうえでは透湿性能を落とすわけにはいきません。
できれば透湿10,000以上でいきたいと考えています。
生地も色々見せてもらいました。
防水加工をサンドイッチした3レイヤー(表生地+エントラント+裏生地)も肌にべったり貼りつく感じがないのでいいかな?と思っています。
3レイヤーの裏側ってグレーっぽい色が多かったですが、最近は色んな色をつけることもできるみたいです。
肌ざわりもいいし・・・
個人的には、リップストップ加工の3レイヤー、又は50dのストレッチ感のある柔らかい生地がいいかな?と思っています。
汚れ防止には、撥水機能が効果があるのですが、従来のキューダス(東レの商標です)の5倍の性能のキューダスXRというものがあるんだそうです。
洗濯100回まで撥水機能が劣化しないとか・・・
※透湿度 (g/m2.24h) A-1法
フィールドラカン新商品開発特設サイト