2010年12月28日火曜日

カラーで悩んでいます・・・(汗)

12月に入ってからは通販の方でバタバタしていてブログの更新も滞っていました。

すいません・・・

さて全体的なデザイン、ポケットやベンチレーション、反射素材(位置も含めて)などの仕様は、ほぼ固まってきましたが、現在は色で悩んでいます・・・

初回生産では4色位を考えていますが、今のところ有力なのは、

  • ブラック系
    • 真っ黒か? スミ黒:少しグレーっぽい黒?
  • シルバー
    • レインウェアによくある色ですね
  • オリーブ系かオレンジ系
  • ブルー系
    • 紺?かブルーか?

という所で迷っています。

何かいい色はないでしょうか?皆様のご意見をお聞かせくださいませ。

ちなみに、下の写真では「どれが嫌いな色でしょうか?」

好きな色というと迷う所なんですよね・・・

2010年12月16日木曜日

撥水(はっすい)機能について

※旧ブログからの転載記事です。

フィールドラカンは、生地表面に東レのキューダスという撥水加工を施していますが、長年使っていると撥水性が落ちてきます。

撥水機能の低下は、洗濯と生地表面に付く汚れが主な原因です。

生地裏面のエントラントの防水機能は殆ど劣化しませんが、撥水性が落ちると生地表面に水を吸ってしまいウェアが重くなってしまいます。
※保存状態、使用頻度にもよりますが、生地裏側の防水コーティングは7~8年位から徐々に劣化が始まるようです。

定期的に撥水スプレーなどを使ってお手入れをされることをお勧めします。

今回、透湿防水生地用として販売されている「イギリスNIK WAX社」の「TX.Direct」と
「ダイケントップ社」の「スコールガード」という防水スプレーを使ってみました。


※5cm四方に防水スプレーを塗布
※右側 スコールガード
※左側 TX.Direct
スプレーした時に、スコールガード(右側)の方は、生地に染み込んで濡れたような感じになりましたが約1時間後には両方ともきれいに乾きました。

乾燥後、霧吹きで水をかけました。
このコートは7年ほど着ていますので、防水スプレーしていない部分は生地表面が濡れてしまっています。
スプレーした箇所は水を弾いています。
撥水性能はどちらも同じような感じでした。


ちなみに、こちらは(↓)新品に水をかけてみた写真。

見事に水玉になって水滴が転がり落ちています。

市販の防水スプレーを使えばある程度撥水機能は復活しますが、やはり新品の時に比べると劣ってしまいます(汗)

低温でアイロンをかけると撥水機能が復活するという話も聞いたことがあったので、試しに実験してみましたが「気持ち復活したかな?」という程度でした。


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作業服通販の UniStarJp.com


2010年12月9日木曜日

背中の反射素材の位置について

背中の反射素材ですが、取り付け位置について4種類ほどシミュレーションしてみました。

その1
首後ろのフードフラップの下

その2
ラグラン袖の肩のラインに沿って

その3
ベンチレーション・フラップの両サイド

その4
ベンチレーション・フラップの中央


社内で検討した結果は、「その3」がいいのでは無いか?という結果でした。

・前面にかなりパイピングを使っているので沢山付けすぎるとバランスを欠いてしまう
・後方、サイドからの視認性が上がりそう
・首後ろにも反射材がつくので、この位置ならバランスが良さそう
・デイバッグ等を背負った時にも露出しそうな位置

というのが理由ですが、いかがでしょうか?

確かに、先日の走行中の写真を見ると(↓)横から見た時に反射材が全然見えないんですよね。




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2010年12月7日火曜日

反射テープ取り付け加工

当社のフィールドラカン防寒ウェアは、夜間の視認性を考慮した作りになっていないので、反射テープを後付加工するサービスをオプションでさせていただいています。

ミシンで縫い付けると針穴が開いてしまって折角の防水機能を損なうことになりますので、熱による圧着で取り付けます。

このような専用のアイロンで加工します。

設定温度は150℃。

プレス中。約30秒。

完成。

ピカーン!と暗闇でほんとに良く光ります。

ただ、綿入りの防寒服に圧着するので圧着時に安定しない部分もあって、場所によっては反射テープ表面に傷が入ったようになっちゃうのが欠点です(汗)

オレンジの防寒コートに反射テープをつけるとレスキュー隊の防寒ウェアみたいですが、夜間の視認性は格段にアップしますのでお勧めです。

料金など詳しくは、こちらを御覧ください。





2010年12月3日金曜日

背中の反射素材について

昨夜、雨天走行中に後方から撮影してもらった写真です。

試作の段階で首の後ろに縫いつけた反射素材は、やはり殆ど効果が無いようですので、再考が必要!

今のデザインパターンだと、

・ラグラン袖の肩のライン
・首の後ろのフード格納用フラップ
・ベンチレーションのフラップ

の3箇所しか候補が無いので、縫製パターンの変更も視野に入れながら、もう少し検討してみようと思います。



雨中走行試験


昨夜は雨になりましたので、試作品ジャケットを着込んで雨中の走行実験をしました。
約2時間ほどバイクで走りましたが、浸水箇所は殆ど見当たりませんでした。
前半1時間は小雨状態、後半は本格的な雨の中の走行となりました。
結構長時間走りましたので表面の撥水機能の限界を超えて所々生地に水が染み込んでいる箇所がありました。
※衣服内部への浸水はありませんでした。


両脇ポケット付近。
外側は結構濡れていますが、内側への浸水はありませんでした。
止水ファスナーが効いているようです。

左胸ポケットは普通のファスナーなので浸水の心配をしていましたが、内部への浸水は無し。
風圧でフラップが密着している感じになるので浸水しなかったのだと思われますが、製品版では止水ファスナーにする予定です。


裏側です。
ひと通り触ってみましたが浸水箇所は無いようでした。

ズボンのカーゴポケット。
ここは、ベルクロだけで止めてあるので構造上浸水しそう感じがしていましたが、やはり若干の浸水がありました。ポケットフラップの裏側に水滴が付いている状態でした。
改良の余地がありそうです。

エントラントDTは、耐水圧10,000mmですので一般的なライダー用のレインウェアと同等な防水性能ですので、衣服内部への浸水はありませんでした。


ただ2時間走り終えて、お尻部分が若干ヒンヤリした感じがありました。
濡れてはいなかったので、長時間の乗車で冷えただけなのかもしれませんが一応要チェックですね。



※12/4 追記


お尻部分が湿った感じになったのは「結露」ではないか?とのご指摘をいただきました。
浸水であればぐっしょり濡れた感じになると思いますし、若干ヒンヤリした程度でしたので、その可能性は高いかもですね。







走行時のバタつきチェック

試作品ジャケット上下を着て走行中のバタつきなどをチェックしました。

一般道での走行ですので60km/h程度の走行試験です。

概ね良好な感じです。

バタつきはほとんど感じられませんでした。
腰のベルトと、袖の絞り機能がよく機能しているようです。

瞬間的に90km/h近くまで上げてみましたが、流石にその位のスピードになると若干のバタつきは感じられました。

背中のベンチレーションが効いているのかどうかは微妙な感じでした。
外から見ると若干背中が膨らんでいるようですので、空気は流れているようです。

この日は、このジャケットの下に当社保温インナー8052+半袖Tシャツ+ユニクロのフリースを着ていましたので、あまり感じ無かったのかもしれません。

次回はTシャツ1枚だけで体感実験をしてみたいと思いますが・・・
12月ですので風邪ひいちゃいそうですね~(笑)