2010年10月18日月曜日

マーキング、生地の裁断

アパレルCADで作成されたデータは、マーキングという作業を経て実寸プロッターに出力されます。

プロッターの幅は180cmまで対応できます。


マーキングとは、実際の生地を裁断するために生地の上に隙間なくパーツ(型紙)を並べていく作業のことです。

ある程度コンピュータで計算させて並べていきますが、大量生産する時にはロスを最小限に抑えないといけませんので、最後は人の手で修正することになります。

当社の作業服の場合、大量生産時のロス率は僅か2%程度です。
※以前は1%以内だったそうですが、最近は難しくなっているそうです。


プロット中は、ボールペンをつけたヘッドが忙しく行ったり来たり・・・

書き上がったものを生地の上に乗せてホッチキス止めして、電動カッターで裁断していきます。


当社には、長年、手作業でマーキング~裁断の仕事に携わってきたベテラン裁断師がいます。

海外の縫製工場にも時々指導に出かけています。

今回の試作品の生地も彼の手で裁断されます。



この電動カッターはアメリカ製、7インチまで重ねた生地を切ることができるそうです。
防寒用の綿とかフワフワしたものは、そのくらいの厚さまでいけるそうですが、通常の生地は、このくらいの厚みまでが限界(3インチくらい?)。



今日は作業服の生地を裁っていましたが、明日はいよいよ試作品の生地を裁断します。



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作業服通販の UniStarJp.com

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    改めて、自社の事を深く知る事ができました。

    ブログ(または、web)に動画も貼る事ができたら面白そうですね。

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  2. a-ohuchi さん
    こんにちは。

    コメントいただき、ありがとうございます。
    小さな会社ではありますが、それぞれの部署で色んな仕事のプロがいます。

    日頃はあまり意識することはないのですが、こういった機会に色々お話を聞くと、色んな方々の力で支えられているんだなぁ~と感じます。

    私も皆さんに負けないように頑張りたいと思います。

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