2010年12月16日木曜日

撥水(はっすい)機能について

※旧ブログからの転載記事です。

フィールドラカンは、生地表面に東レのキューダスという撥水加工を施していますが、長年使っていると撥水性が落ちてきます。

撥水機能の低下は、洗濯と生地表面に付く汚れが主な原因です。

生地裏面のエントラントの防水機能は殆ど劣化しませんが、撥水性が落ちると生地表面に水を吸ってしまいウェアが重くなってしまいます。
※保存状態、使用頻度にもよりますが、生地裏側の防水コーティングは7~8年位から徐々に劣化が始まるようです。

定期的に撥水スプレーなどを使ってお手入れをされることをお勧めします。

今回、透湿防水生地用として販売されている「イギリスNIK WAX社」の「TX.Direct」と
「ダイケントップ社」の「スコールガード」という防水スプレーを使ってみました。


※5cm四方に防水スプレーを塗布
※右側 スコールガード
※左側 TX.Direct
スプレーした時に、スコールガード(右側)の方は、生地に染み込んで濡れたような感じになりましたが約1時間後には両方ともきれいに乾きました。

乾燥後、霧吹きで水をかけました。
このコートは7年ほど着ていますので、防水スプレーしていない部分は生地表面が濡れてしまっています。
スプレーした箇所は水を弾いています。
撥水性能はどちらも同じような感じでした。


ちなみに、こちらは(↓)新品に水をかけてみた写真。

見事に水玉になって水滴が転がり落ちています。

市販の防水スプレーを使えばある程度撥水機能は復活しますが、やはり新品の時に比べると劣ってしまいます(汗)

低温でアイロンをかけると撥水機能が復活するという話も聞いたことがあったので、試しに実験してみましたが「気持ち復活したかな?」という程度でした。


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2 件のコメント:

  1. それで?
    年内はココまでってこと?

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  2. 中村さん、こんばんわ。

    すいませ~ん!
    ブログ更新、年内、もうちょっと頑張ります(汗)

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